ニシガミのビジネス開拓史

実際の主な事業としては、 業務用製造・包装機械の設計・製造。 そして自社で設計した機械で生産している 業務用立体マスクと各種ストローの販売になります。

2011/06/03

国会議員の仕事とは・・・

こんにちわ、営業マンのニシガミです。

昨日は管内閣不信任案の否決で、ニュースは持ちきりでしたね。

賛否が分かれるので、あまり政治的な発言はしたくないのですが、
今回の一連の騒動を見ていて、感じる事があったので記事にします。
一応、仕事=ビジネスに関連する内容ではあると思います。

まず前提となる自分の考えとしては、
①管総理は確かに頼りなく問題も非常に多いが、最低限の仕事だけはしている。
②他の誰か(野党含めて)が総理でも、
  これまでの震災対策も、これからの復興対策も、劇的に改善するとは考えられない。
③その為に次の総理選びや総選挙を行う余裕は無いし、誰の為にもならない。
④以上の点から、今回の否決で最悪の事態だけは免れたと思っています。

いろいろ反論ある方もいると思いますが、個人の意見なんで大目にみてください。

私が問題に感じる点はそこではなくて、

『国会議員の仕事とは、一体何なんでしょうか?』

という事です。


言うまでもなく、国会議員の一番大事で、国会議員にしかできない仕事は、
立法=法律を作る事です

であるならば、国会議事堂の中では、全力を注いで法律の内容について議論するべきだと思います。
その事に与党も野党も無いはずです。

国会を企業に例えると、

○○党・××党・・・がそれぞれ別の企業ではなく、
国会議員は与党野党含めて、全て一つの企業の社員と考えるべきです。
党派の違いは、社内に少し意見の違う人達がいるという程度です。

顧客はもちろん国民全員、
社長は総理大臣です。(厳密にいうと少し違いますが、簡略化すると)

顧客の為に、法律という商品を作っているのが国会議員です。

どんな企業でもそうですが、
新商品を開発する時には色々な意見が出るので、
何時間も会議を重ねて、意見を擦り合わせ、妥協案を探したり、会議の中で全く新しいアイデアが生まれたりして、
最終的に一番ベストと思われる形で商品化されます。

国会も同様で、反対意見含めて意見を擦り合わせ、
細かい部分の修正を加えながら法案化していくものだと思います。

少なくとも与党が作った法案に対して、賛成・反対の二者択一で決めていくような
単純な物であるべきではないと思います。


国会議員の役割に『総理大臣の指名』というのがありますが、
これは役割ではありますが、メインの仕事ではないと思います。
もし国会議員のメインの仕事が、総理の指名なら、
毎週・毎日、総理大臣が変わってしまうのではないでしょうか(笑)

今回の騒動は、権力闘争・派閥争いでしかないと思います。

ある程度大きい企業・団体なら、派閥争いも仕方ないと思います。
特に国会議員の方々は、そういった事が好きな方が集まっているようにも思いますし(笑)
楽しんでいる方もいるんじゃないでしょうか。

でも、仕事は仕事。分けて考えるべきです。
給料の出ている勤務時間中は、仕事最優先やってもらわなければ困ります。
その上で勤務時間外に、権力闘争なり派閥争いなり、好きにやってくれたらいいと思います。

色々とややこしい決まりがあるとは思いますが、
国会議事堂内、もしくは国会会期中は、法律や政策の議論以外は禁止すれば良いのではないでしょうか?

これ以上権力闘争などの業務外の事に時間を取られて、
大事な仕事がおざなりになっていけば、いづれその企業は倒産せざるを得ないと思います。


選挙対策が議員の仕事という意見もあるかもしれませんが、
これもおかしいと思います。

企業で例えれば、
選挙は単なる採用試験・もしくは契約社員の契約更新手続きといった所ではないでしょうか?

それは間違っても仕事ではないです。



何事においてもそうですが、
自分に与えられている仕事・役割は何なのか?
常に正しく認識して働いていく事が大事なのだと思います。


ではでは、失礼致します。

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