ニシガミのビジネス開拓史

実際の主な事業としては、 業務用製造・包装機械の設計・製造。 そして自社で設計した機械で生産している 業務用立体マスクと各種ストローの販売になります。

2011/05/30

中小企業総合展 in Kansai ②

こんにちわ、営業マンのニシガミです。

前回に引き続き、先週インテックス大阪にて開催された
『中小企業総合展 in Kansai』 の
感想・報告をさせていただきます。

開場直後に到着し、まず全体を見て回りました。
開場直後という事もあって、それほど混み合ってはいなかったですが、
徐々に増えて昼前には結構な客数となっていました。

出展企業としては、製造業が圧倒的に多く、
その中でも部品メーカー・金型メーカーが非常に多かったように感じました。

出展の仕方も多種多様で、
大型の産業機械を持ち込んでいる企業から、
常にサンプルを配布している企業や、
壁にパネルだけを貼ってアピールしている企業まで、
さまざまでした。

ニシガミもいづれ出展する事を検討しており、
どのような出展形式が、集客力があり、尚且つ新規取引に結び付くかを
調査するのが、今回の大きな目的ですので、
特に効果的と感じた部分、真似すべきではないと感じた部分などをまとめておきます。

・効果的なポイント
①目を引く実演展示
 会場の中で人だかりができているブースを発見したので覗いてみると、
 金型成型の実演を行っており、技術力をアピールされていました。
 金型成型を初めてみるような人から、同業者と思われる作業着を着た人まで、
 色々な人が足を止めて見学されていました。
 何度かそのブースの前を通り掛りましたが、
 常に人だかりができていました。
 何かしらの実演を行う事によって、目新しさで人を集める事ができ、
 さらに展示の内容も分かりやすく伝える事ができると感じました。

②入口付近に品物を展示。
 部品メーカーのほとんどが、入口付近に部品を並べて展示しており、
 一目でどういったメーカーなのか、わかるようになっていました。
 正直ニシガミには、どの部品がどういった物なのか、よく分かりませんでしたが、
 わかる人が通れば、通路から見るだけで、商品の内容や特徴が伝わるのだと思います。

③一目で業種が分かる展示。
 多くのブースで展示品の説明は細かく分かりやすく書いていましたが、
 その企業がどういった事をしている企業なのかが、分かり難く、説明不足のように感じました。
 企業として取引する上で、
 展示されている商品だけの取り引きで終わるのか、
 それ以外の内容でも色々と 取り引きを継続していく余地があるのか、
 非常に重要視されるポイントだと思います。
 商品が少し気になっても、先方の業種がわからないと、ためらってしまう事もあると思われます。
 逆に目立つ形で『○○を作っている会社です。』と明記しているブースもあり、
 それを見ると、展示品にも興味を惹かれてしまいました。
 商品はもちろん会社自体もアピールする事が大事だと感じました。

④音のする展示。
 各ブースを見て回っている時に、突然聞き慣れない金属音(機械音)が鳴ると、
 ついつい気になって、その音のする場所を探してしまいました。
 意外と見落とされがちかと思いますが、 音が持つ『注意をひく力』は大きいので、
 これを利用するのも、一つの良い方法だと思います。

以上が効果的だと感じた展示方法です。


・あまり効果が出ていないように感じた展示。
①非常に大きく、何かわからない機械のみを設置。
 ブースの半分以上を埋める機械を設置しており、
 さらに機械の作業部・内部も見えないので、
 何が行われているのか、全くわからない展示が少なからず見受けられました。
 もちろん専門の方が見れば、一目でわかるようになっているのだと思いますが、
 不特定多数の方が見られる展示会では、効果的ではないと感じました。

②パネルのみの展示。
 壁面に商品説明パネルのみを設置して、アピールしているブースも多かったです。
 非常に多くの企業が出展されており、来場者も急ぎ足で会場を見て回っている状態なので、
 正直、パネルだけではアピール不足のように感じました。
 パネルだけでは内容を理解する前に、通り過ぎてしまうのではないでしょうか。


以上が中小企業展を訪問して感じたポイントです。

こういった点を意識しながら、
今後ニシガミも展示会に出展できるように計画していきたいです。

ではでは失礼いたします。

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